専門医を志す歯科医師へ 2024年9月号掲載 第8話:歯周病専門医の育成と適正数を考える(後編) 後で読む ※本記事は、「新聞クイント 2024年9月号」より抜粋して掲載。 専門医に必要な素養の再検討治療のプランニング力への評価 前編では、歯周病専門医の都市部集中の現状や専門医の適正数および地域偏在を考えるうえでの多角的視点を解説いたしました。後編では、歯周病専門医のあるべき姿や認定制度の更新にともなう見解を述べたいと思います。 近年、専門医制度の整備が進み日本歯科専門医機構(今井 裕理事長、以下、機構)は、新規で認定する専門医制度と公平性を担保... 沼部幸博 ぬまべ・ゆきひろ (特非)日本歯周病学会理事長、日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座教授 1983年、日本歯科大学歯学部卒業。1987年、同大学大学院修了(歯学博士)。1989年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)客員講師。1993年、日本歯科大学大学歯学部歯周病学教室助教授。2005年、同大学歯学部歯周病学講座教授。2018年より同大学歯学部学部長。2023年4月より(特非)日本歯周病学会理事長。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。