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社会|2021年2月4日掲載

平成30年度国民医療費

歯科医療費は2兆9,579億円、前年比576億円増

図1 国民医療費・国民総生産および国民所得比率の年次推移(左)、診療種類別国民医療費の構成割合(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
図1 国民医療費・国民総生産および国民所得比率の年次推移(左)、診療種類別国民医療費の構成割合(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
 2020年11月30日(月)、厚生労働省は平成30年度国民医療費の概況を発表した。それによると、平成30年度の国民医療費は43兆3,949億円となり、平成29年度の43兆710億円に比べて3,239億円(0.8%)増加した(図1左)。人口1人当たりの国民医療費は34万3,200円となり、平成29年度の33万9,900円に比べて3,300円(1.0%)増加した。

 診療種類別(図1右)では、医科診療医療費は31兆3,251億円(総医療費の72.2%)、薬局調剤医療費は7兆5,687億円(同17.4%)、入院時食事・生活医療費は7,917億円(同1.8%)、訪問看護医療費は2,355億円(同0.5%)、療養費等は5,158億円(同1.2%)となっている。

 歯科診療医療費は2兆9,579億円(同6.8%)となり、平成29年度の2兆9,003億円(同6.7%)と比べて576億円(2.0%)増加となった。

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