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社会|2024年2月6日掲載

令和3年度国民医療費

歯科医療費は3兆1,479億円、前年度比1,457億円増

図1 国民医療費・対国内総生産比率の年次推移(左)、診療種類別国民医療費の構成割合(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
図1 国民医療費・対国内総生産比率の年次推移(左)、診療種類別国民医療費の構成割合(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
 2023年10月24日(火)、厚生労働省は令和3年度国民医療費の概況を発表した。それによると、令和3年度の国民医療費は45兆359億円となり、令和2年度の42兆9,665億円に比べて2兆694億円(4.8%)増加した(図1左)。人口1人当たりの国民医療費は35万8,800円となり、令和2年度の34万600円に比べて1万8,200円(5.3%)増加した。

 診療種類別(図1右)では、医科診療医療費は32兆4,025億円(総医療費の71.9%)、薬局調剤医療費は7兆8,794億円(同17.5%)、入院時食事・生活医療費は7,407億円(同1.6%)、訪問看護医療費は3,929億円(同0.9%)、療養費等は4,725億円(同1.0%)となっている。

 歯科診療医療費は3兆1,479億円(同7.0%)となり、令和2年度の3兆22億円(同6.8%)と比べて1,457億円(4.9%)増加となった。

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