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社会|2023年3月2日掲載

神奈川県横浜市

参加型イベント、医療マンガ大賞総会が開催

2022年で「医療マンガ大賞」は第4回を迎え、次回の開催に期待が高まる。
2022年で「医療マンガ大賞」は第4回を迎え、次回の開催に期待が高まる。
 2月4日(土)、横浜市役所(神奈川県)において、医療マンガ大賞総会(横浜市主催、SNS医療のカタチ協力)が「伝わる医療のカタチ―発信力アップのためにみんなでアイデアソン!―」をテーマに開催された。「アイデアソン」とは、アイデアとマラソンをかけ合わせた造語とのこと。横浜市では、民間企業と連携した医療視点プロジェクトの一環として、患者と医療従事者間での受け取り方や感じ方の異なる視点を描くマンガ作品賞、「医療マンガ大賞」を2019年より実施している。本会は、「医療マンガ大賞」の発展や認知度向上を目的に開催された。

 本会は、山本健人氏(医師、SNS医療のカタチ)、かげ氏(看護師、イラストレーター)、こしのりょう氏(マンガ家)、永藤まな氏(ピアノタレント)の立場の異なる4名を中心に、医療情報の発信を主なテーマとしてトークが展開された。

 第1部「総会/審査員や受賞者による振り返りトークセッション」では、冒頭、山本氏とかげ氏より医療情報と接するなかで心理的ハードルの低いマンガの優位性や効果について述べられた。続いて、こしの氏より「医療マンガ大賞」の選考をめぐるマンガのプロと医療のプロがもつ視点の違いから、議論が白熱した裏話が語られた。

 第2部「“医療広報”発信力アップのためにみんなでアイデアソン!」では、「医療マンガ大賞」の認知度アップや医療情報発信へのアイデアが各出演者から挙げられた。なかでも永藤氏より、マンガに音楽をつけることで聴覚情報を追加し、没入感やドラマ性を付与させる案など注目を集めた。

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