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社会|2023年2月6日掲載

令和2年度国民医療費

歯科医療費は3兆22億円、前年度比128億円減

図1 国民医療費・対国内総生産比率の年次推移(左)、診療種類別国民医療費の構成割合(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
図1 国民医療費・対国内総生産比率の年次推移(左)、診療種類別国民医療費の構成割合(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
 2022年11月30日(水)、厚生労働省は令和2年度国民医療費の概況を発表した。それによると、令和2年度の国民医療費は42兆9,665億円となり、令和元年度の44兆3,895億円に比べて1兆4,230億円(3.2%)減少した(図1左)。人口1人当たりの国民医療費は34万600円となり、令和元年度の35万1,800円に比べて1万1,200円(3.2%)減少した。

 診療種類別(図1右)では、医科診療医療費は30兆7,813億円(総医療費の71.6%)、薬局調剤医療費は7兆6,480億円(同17.8%)、入院時食事・生活医療費は7,494億円(同1.7%)、訪問看護医療費は3,254億円(同0.8%)、療養費等は4,602億円(同1.1%)となっている。

 歯科診療医療費は3兆22億円(同7.0%)となり、令和元年度の3兆150億円(同6.8%)と比べて128億円(0.4%)減少となった。

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