社会|2025年2月14日掲載
現地に234名を集め活況を呈す
2025年OJミッドウィンターミーティング開催
さる2月11日(火)、ベルサール九段(東京都)において、OJミッドウィンターミーティング(金成雅彦会長)が、234名の参加者を集め会場満員となって盛大に開催された。
歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集い、インプラント医療に関する情報交換および切磋琢磨を行う場として2002年に発足した本会。今回のミーティングでは広範なテーマのもと、12題の会員発表が行われた。以下にその演題および演者を列挙する。
「Advantages of Implant-Advanced Occlusal Reconstruciton」村中哲也氏(山口県開業)
「前歯部複数歯欠損における治療戦略」萩原 誠氏(兵庫県勤務)
「前歯部4歯欠損に対してSocket shield techniqueと歯槽堤増大術を行った症例」中田 穰氏(広島県開業)
「様々な不定愁訴を訴える患者に対し、包括的な診査・診断により咬合再構成を行った1症例」小島将太郎氏(東京都開業)
「顕在的な病的咬合に対するインプラント治療を用いた咬合再構成」関根 聡氏(埼玉県開業)
「顎位を変更しocclusal cantを改善した1症例」中島圭治氏(佐賀県勤務)
「インプラント必要症例における咬合治療介入の個別化:患者ニーズと予測不可能な結果に向けた新たな提案(展望)」川原万平氏(京都府開業)
「歯科医師との綿密なシミュレーションとチームワークで進化するインプラント技工の挑戦」高倉洋一氏(大阪府勤務〔和田精密歯研株式会社〕)
「Prosthodontic Treatment for Edentulous Patients Analog to Digital」今泉康一氏(福岡県開業)
「ボーンアンカードブリッジにおけるデジタルの可能性と展望」松山康正氏(静岡県開業)
「歯根膜を最大限活用しインプラントにて咬合再構成を行なった1症例」竹中 崇氏(福岡県開業)
「多数歯欠損に対してAnalogとDigitalを融合させインプラントを用いて回復した症例」遠藤元気氏(神奈川県開業)
各発表15分に対して5分間の質疑応答の時間が設けられ、会場をはじめ座長からも鋭い質問が飛び交い、白熱のディスカッションで会場を盛り上げた。
なお、本ミーティングで選出される上位6名は、きたる7月19日、20日の両日に福岡で開催される年次ミーティングにて登壇する予定である。