専門医を志す歯科医師へ 2024年6月号掲載 第5話:小児歯科医が担う自律支援の取り組み(前編) 後で読む ※本記事は、「新聞クイント 2024年6月号」より抜粋して掲載。 専門医認定委員会委員長に聞く 小児歯科を取り巻く現状と課題 小児歯科は、生後間もない新生児期から成人期に至るまでのう蝕と歯周疾患を中心に小児期の歯科疾患の管理を行い、同時に健全な永久歯列および口腔機能の獲得・育成支援を担います。また、保健指導を行うことで口腔領域の育成支援をつうじて、生涯にわたって健康で豊かな生活を送ることができるように支援する役割も担っています。さらに、近年では、... 岩本 勉 いわもと・つとむ 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学・障害者歯科学分野教授/日本小児歯科学会専門医認定委員会委員長 1999年、長崎大学歯学部卒業。2002年、同大学大学院歯学研究科卒業後、同年4月より医歯薬学総合研究科助手。2006年、九州大学病院助教。2009年、東北大学病院助教。2012年、同病院講師。2013年、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部教授。2015年、同大学大学院医歯薬学研究部教授。2020年より現職。