社会|2020年2月23日掲載
東京都歯科医師会
2020年新春懇談会、多数の関係者で盛会となる
開会後、山崎会長は冒頭の挨拶の中で、ラグビーワールドカップ2019の「ONE TEAM」、東京2020オリンピック・パラリンピックの「オールジャパン」というキーワードにふれ、「役職員一同、力を発揮できるように精進していく。東京都の医療・福祉が充実した一年となるようにしたい」と述べた。
来賓祝辞では、堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)が歯科界を代表して登壇。会長就任からまもなく4年が経過するなかで、「近年の歯科に対する国民の理解や期待の高まりを肌で実感している」と述べ、関係者の協力のもとでこれまでの取り組みが成果となって表れていることを強調。本年の目標として「2040年を見据えたビジョンにしたがって、具体的なアクションを起こす」とアピールした。
また、小池百合子氏(東京都知事)による挨拶も行われた。まず東京都歯の保健・医療・福祉行政への協力に敬意を示すとともに、東京都が掲げる7つの戦略的視点「7C TOKYO」のうちの3つのC「Community」「Children」「Choju(長寿)」について言及。それらを実現可能とするためにも、8020運動のさらなる推進やオーラルフレイル対策をはじめとする取り組みなど、東京都歯と連携・協力しながら都民の健康寿命の延伸に努めていくとした。