関連キーワード

2020年11月号掲載

◆第10回◆ 新型コロナウイルス感染症拡大のなかでの急性期病院のあり方

禍を転じて福と為す 2019年10月に外来診療を開始し、順調に外来患者さんの受診は増加しました。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大するにつれ、歯科口腔外科の診療体制の見直しをする必要がでてきました。 当院は感染症指定病院ではありませんが、地域医療支援病院として新型コロナウイルス感染患者の受け入れを始めました。院内の感染管理委員会主導で専門病棟を決定し、他の患者さんと動線が重ならないように検査移動や食事配膳方法など、細部まで検討が重ねられました(図1)。また、市中に感染者が増加する...

続きを読むには…

この記事は会員限定です。

会員登録すると読むことができます。