関連キーワード

2021年5月号掲載

#04価格が高騰しているパラジウムについて

価格の高騰著しいパラジウムの話 使用を再考する必要あり? 皆さんもお馴染み12%金銀パラジウム合金は、日本における保険医療用材料として歯科用合金のなかでもっとも多く使用されています。構成成分の含有量からすれば、銀パラジウム銅金合金とよぶのが正しいのですが、歯科界では古くから金銀パラジウム合金とよばれています。「金パラ」、「パラ」といわれていますが、主成分は銀です。これまで金の含有量は2 →5 →10 →12 →20 →12%と変遷し、現在では12%と...

続きを読むには…

この記事は会員限定です。

会員登録すると読むことができます。