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社会|2021年10月1日掲載

(一社)CancerX

「看護のためのアート鑑賞」をテーマに開催

新しい価値が体感できる今後の展開に注目が集まる。
新しい価値が体感できる今後の展開に注目が集まる。
 8月3日(火)、「看護のためのアート鑑賞 Visual Thinking Strategies入門編」(一般社団法人CancerX主催、一般社団法人訪問看護支援協会、NPO法人まもるをまもる共催)がWeb配信にて開催され、医療関係者をはじめインダストリアルデザイナー、ファッションスタイリスト、写真家など、さまざまな業界、職種、バックグラウンドをもつ70名以上が参加した。本会は、2021年2月に開催されたWorld Cancer Week 2021における「CancerX課題発見分科会」から派生したワークショップ型の勉強会である。

 開会後は、長縄拓哉氏(歯科医師、CancerXメンバー)の司会・進行のもと、BOCプロバイダー(訪問看護支援協会認定)とCancerX課題発見分科会メンバーが中心となり、絵画やアート写真を用いた対話型鑑賞法(VTS:Visual Thinking Strategies)を経て、医療現場における課題(違和感)の解決のきっかけを見つける取り組みが行われた。

 少人数のグループに分けられたブレイクアウトルームでは、絵画やアート写真を鑑賞しながらさまざまな意見や感想が生まれた。また、参加者からはコミュニケーションをとおして見えてくる新たな気づきや、自分と異なる意見や発想を聞くことで無意識にもっているバイアスに気づくなど、建設的な意見が多数出された。

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