歯科材料学 2021年2月号掲載 #01 チタン冠が保険に収載。チタンを縦横無尽に使いこなそう! 後で読む チタン不遇の時代から最新の適用と発展形まで! 2020年、歯冠修復材料にもう1つの選択肢が増えました。それはチタンの保険収載です。収載にご尽力いただいた先生方に感謝いたします。 第1回目はチタンの特性やTipsを紹介しながら、なかなか普及しなかったチタンを存分に使えるように説明します。 チタン鋳造の研究は1970年代から始まり、1980年代に研究開発のピークを迎え、1990年代には各種補綴装置として臨床応用できるようになりました。ところが、私たちが思... 黒岩昭弘 くろいわ・あきひろ 松本歯科大学教授 1987年、松本歯科大学歯学部卒業。1992年、明海大学歯学部歯学研究科修了。2003年〜、松本歯科大学歯学部教授。2015年〜、明海大学歯学部客員教授。2019年〜、日本顎咬合学会理事長。2020年〜、日本歯科理工学会常任理事。現在に至る。(2021年1月現在の所属・役職) ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。