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超高齢時代の歯科診療

2020年5月号掲載

第4回：アルツハイマー型認知症の特徴　その①

身近に存在するアルツハイマー型認知症　アルツハイマー型認知症はアルツハイマー病を原因として生じる、脳が徐々に萎縮していく進行性の認知症です。ご存じのようにもっとも多い認知症であるため認知症の代表例のようになり、メディアなどで「認知症の特徴」として取り上げられている多くは、アルツハイマー型の特徴を指します。アルツハイマー型認知症は患者数が多いため、歯科訪問診療だけでなく歯科の外来でもよく遭遇すると思いますが、中には診断がまだついていない患者さんも多く来院されています。　そこで、今回から3回に...
野原幹司

野原幹司

のはら・かんじ

大阪大学大学院歯学研究科 高次脳口腔機能学講座 顎口腔機能治療学教室 准教授

専門分野は、摂食嚥下障害、栄養障害、音声言語障害、睡眠時無呼吸症、口腔乾燥症

※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。

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