Dr. 上野の奮闘記 2023年7月号掲載 Vol.6 歯科医療職が考える剤形や服用方法の工夫のポイント 後で読む 歯科医療職が考える剤形や服用方法の工夫とは? 歯科治療における薬剤処方の際、日頃から歯科医師はカプセル剤や錠剤の内服が困難な小児や高齢者に対して、顆粒剤やシロップ剤の選択を検討するなど、患者さんに応じた剤形選択を考えています。 また、2019年に厚生労働省から出された 「高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編〔療養環境別〕)」のなかには、歯科衛生士の役割として「口腔内環境や嚥下機能を確認し、薬剤を内服できるかどうか(剤形、服用方法)、また薬物有害事象としての嚥下機能低下等の確認」... 上野繭美 うえの・まゆみ 2006年、福岡歯科大学歯学部卒業。2016年、鶴見大学歯学部口腔内科学講座。2019年、医療法人財団青山会福井記念病院へ出向、同病院の食の安全推進委員会委員長、感染対策委員会委員長。2024年、鶴見大学歯学部口腔内科学講座、医療法人誠心会神奈川病院・あさひの丘病院勤務。日本歯科心身医学会認定医。日本口腔内科学会認定医。労働衛生コンサルタント(保健衛生)。ICD 協議会認定インフェクションコントロールドクター。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。